平成31年所沢市議会議員一般選挙を終えて(雑感)

  • 【感謝】まずもって選挙期間中の活動をお支えいただいたすべての方々に感謝申し上げたい。仕事や余暇を犠牲にしてご協力いただいた方も多数いらした。選挙は一人では戦えない。皆さまのお支えがあって活動することができた。
  • 【得票数】2,927票。前回より400票ほど減ってしまったが、当選順位は13位から11位と上昇した。地域を同じくする、あるいは地域に所縁ある新人候補者が多く、大変厳しい選挙だった。地元投票所の一つが慈光幼稚園(新校舎建設中)から安松保育園へと変更された。利用者以外の方にはあまり馴染みのない施設であり、駐車場も少なく、地理的にも不便なところにある。こうしたことも得票数に影響しているかもしれない。しかし、大きな組織・団体からまとまった支援が得られず、のぼり旗に自分の名前を書くことすらできない純粋無所属としては、健闘できたのではないかと考える。
  • 【投票率】投票率は前回の39.76%からさらに引き下がって39.71%となった。詳細を確認していないが、過去最低の投票率だろう。18歳から選挙権が与えられた初の市議選であり、前回に比べ、投票総数は増加していると考えられるが、投票率の向上という観点からは引き続き課題を残した選挙であった。また、高齢化の進展と投票率には正の相関があるとも考えられ、何もしなければ(何も変わらなけば)投票率は漸減すると思われる。議会においては、ここ数年、総務常任委員会を中心に期日前投票所の増設を執行部に対して提案してきたが、実現することはなかった。誠に残念だ
  • 【政党化】前回もそうだったが、政党の公認・推薦を受ける候補者が増加している。私が初当選した16年前は、多くの議員が無所属であった。議員は地域の代表あるいは具体的な課題を解決したい市民運動の代表という側面が強く、その代表性を担保するために無所属で立候補した方が多かったからだ。(今でも首長選挙において政党公認を受ける候補者が少ないのはこうした理由からだと思われる。)しかし、現在では、地域の力あるいは市民運動の力が弱まったからか、政党のカンバンに頼る選挙となっている。私自身、無所属での選挙は大変厳しいが、議会活動において政党に所属する必要性を感じたことはないし、そもそも国とは異なる観点から地域の抱える課題を解決しなければならない地方政治において、議員の政党化を歓迎すべきものとは考えていない。今後も政党の代表ではなく市民の代表として、市民本位・政策本位で発言・判断していくつもりだ。
  • 【手応え】5回の選挙戦を戦ってきたが、一番手応えのある選挙だった。前回のように無所属を理由として「選択肢から外される」印象もなかった。当初、街頭演説を中心とした選挙活動を考えていたが、演説中に今回の選挙から配布可能となった法定ビラを上手く捌くことができず、まちを歩き、出会った人一人ひとりにビラを読んで判断いただくようお願いする戦術に切り替えた。これによって票を伸ばすことができたかどうかは判断できないが、市民のみなさん一人ひとりと双方向のコミュニケーションを図ることができ、市政についても貴重なご意見を多数いただいた。サクラタウンの現場付近では、工事概要について説明することもあった。
  • 【法定ビラ・選挙公報】双方とも紙面に限界はあるが、政策についてできるだけ具体的に伝えられるよう努力した。法定ビラには「何をしたいか」だけでなく「何をしてきたか」も書くべきであったが、準備不足で書くことができなかった。もう少し工夫の余地があった。
  • 【公約】選挙戦に入る前から学童クラブの過密化解消を公約の第一に掲げると決めていた。この問題には今までも一生懸命取り組んできたし、現状を知れば、絶対に何とかしなくてはならないと市民全体が思うはずと考えたからだ。利用者が限られる施設でもあり、街頭演説での反応はイマイチであったが、期間を通じて訴え続けた。その他、ブログにも書かせていただいたが、転換期にある東所沢のまちづくり(産業と自然豊かな住環境の調和)、関係市と連携した秋津駅を中心としたまちづくり(先ずはスタートさせよう)、市民参加の充実(パブリックコメント、住民投票制度)等を訴えた。どの課題についても新たな任期を無駄にすることなく、皆さまとともにに取り組んでいきたい。
  • 【予算常任委員会】先の定例会最終日、自由民主党以外の会派の賛同を得て、予算常任委員会を設置するための委員会条例改正案を提出し、可決された。今後の予算審査は、補正予算も含め、全て12名からなる予算常任委員会で行われることになる。審査時間等細部の調整はこれからだが、予算審査の充実を目指した改革の集大成であり、慎重に進めていきたい。
  • 【その他】期間中に祖母が亡くなったり、松郷工業団地内で火災があり消防団員として消化活動に従事する等、本当にいろいろなことが起こった選挙戦だった。

平成27年所沢市議会議員一般選挙を終えて(雑感)

  • 【感謝】まずもって期間中の活動にご協力をいただいた方々、12年間お支えをいただいた皆様に改めて感謝申し上げたい。
  • 【得票数】個人の得票としては、当選順位は下がった(7位から13位)ものの、約300票ほど票を伸ばす(3,084票から3,340票)ことができた。結果としてよく健闘できたと考える。
  • 【投票率】全国的な傾向とはいえ、投票率は前回の41.26%から下回り、39.76%となった。4回の選挙を経験したが、良い意味でも悪い意味でも今回ほど「票が動いている」実感のない選挙は初めてだった。投票できる年齢が20歳から18歳に引き下げられたことも踏まえ、今後、市民がどう政治に関わっていくべきか、どう投票率を上げるのかについては、個人としても政治・選挙全般のあり方としても大きな課題を残したと考える。何らかの対応が必要だ。
  • 【政党化】市議会議員選挙にも政党化の流れが進んできた。固い組織をもつ公明党や共産党は別としても、政党の公認・推薦を受ける候補者が増加傾向にある印象だ。国とは異なる観点から地域の抱える課題を解決しなければならない地方政治において、このこと自体を歓迎すべきものとは考えないが、実際の選挙を戦わなくてはならない立場からからすると、考慮しなくてはならない問題でもある。政党に所属していないと「選択肢から外される」印象もあった。なお、数少ない純粋無所属候補としてはトップ当選を飾ることができた。
  • 【エアコン問題】選挙戦直前、いわゆる「エアコン問題」について、市長から、騒音が著しいとされる狭山ケ丘中学校と北中小学校にクーラーを設置するとの発表があり、この問題が著しく争点化されることはなかった。選挙戦直前まで市内の政治課題としてはこの問題一色という印象であったため、何となく「ぼやけた」選挙になってしまった。「エアコン問題」以外にも政治課題はたくさんあるにも関わらず、他について個人として争点化できなかったことは反省すべき点である。
  • 【期日前投票所】所沢駅東口にあった第2市民ギャラリーの売却にともない、期日前投票所の1つが西武車両工場跡地に変更された。これが投票率にどれだけの影響があったのかは不明だが、期日前投票所についてはもう少しあっても良いと考える。他自治体の状況等を参考にしながら、設置数や設置場所について検討すべきだ。
  • 【候補者】今回、定数33に対して40人が立候補したが、現職・元職・新人の区別を適用した場合の新人候補は7人。このうち、今まで一度も市議会議員選挙に出ていない人は5人。かつ5人のうち1人は元職員であり、今まで市議会・市役所と直接関わりがなかったと考えられる人は4人。投票率の低さも問題だが、候補者の少なさも問題と考える。良い意味では、議会報告会の開催をはじめとする議会改革の進展により市議会への参入障壁が高まったとも考えられるが、実際には、市議会議員という「仕事」が魅力的ではなくなったということだろうか……。昨今の地方議会(議員)に対する不信感や議員年金制度の廃止なども候補者減少の一因と考えられる。
  • 【インターネット選挙】インターネットを用いた選挙運動が解禁されたが、上手く使いこなすことができなかった。他の候補者の使用状況をつぶさに見たわけではないが、多くの候補者が街頭演説の告知やイメージとして活動状況を伝えるものに留まっていた。本来なら、有権者に政策をより深く理解してもらうためのツールとならなくてはならないはずだが……。政党丸抱えの国会議員選挙やスタッフの多い首長選挙ならともかく、ほとんどの段取りを本人がやらなくてはならない市議会議員選挙では、インターネット選挙に対応する事前準備も欠かせない。
  • 【公約】今回の選挙に際しては、今まで議会で発言してきた事柄に加え、「ワンランク上の住環境の整備」を公約に掲げさせていただいた。公約としては多少インパクトに欠けるかもしれないが、本市の魅力は首都圏にありながらも落ち着いた住環境にあると改めて感じている。実際に住んでいる方々のご意見を大切にして、小さなことから少しずつでも取り組んでいきたい。