
東京狭山線下安松工区開通「車道歩き初め」
今まで本会議でとり上げてきたことが次々と実現し、収穫の多い4年間となりました。
約20年間、毎年のように早期完成を訴えてきた都市計画道路東京狭山線下安松工区(東所沢和田1丁目交差点〜下安松交差点間)が開通し、同路線と並行して進められてきた下安松と東所沢和田を結ぶ通称:馬坂の全面拡幅工事も完成しました。柳瀬川・空堀川の増水により「陸の孤島」と化す恐れのある下安松清流苑地区には清流かわせみ橋をかけることができました。いずれの事業にも多額の予算と多くの年月がかかりましたが、諦めずに訴え続けられたのは、地元の皆さんの大きな後押しがあったからだと感謝しています。
前回の選挙で公約の第一として掲げた学童クラブの大規模化・狭隘化の解消については、待機児童の解消までにはいたらなかったものの、4年間で724人分の定員を拡大、入所率200%を超える学童クラブ数も9から3に大きく減らすことができました。
ところざわサクラタウンがオープンした東所沢地域に関しては同駅南側にある未利用の市有地(さがみ典礼東所沢葬祭センター隣)の売却を含めた有効活用を提案。東所沢商店組合のご協力を得て、定期的にマルシェが開催されるようになりました。
議会改革では、予算案の審査充実を図るため、予算常任委員会の設置を可能とする委員会条例の改正案を提出。多くの議員の賛同を得て、同委員会が設置されることになりました。

東所沢和田二丁目自治会餅つき大会
定例会では、引き続き、学童クラブに関する諸課題をとり上げるとともに、西武鉄道全92駅中10番目の乗降客数を誇る秋津駅を中心とした総合的なまちづくりなどを訴えています。
一方、新型コロナウイルス感染症の拡大は、社会にも大きな影響を与えました。今まで行われてきた様々な地域活動は中止・廃止に追い込まれ、これからの地域社会や住民自治はどうあるべきなのか、悩み、考えさせられた4年間でもありました(未だ結論は出ていません)。
【その他の活動等】
- 所沢市観光情報・物産館「YOT-TOKO(よっとこ)」にサイクルラックを設置しました。
- 自宅療養者に市が直接アプローチできるよう県に療養者情報の提供を求めるべきと訴えました。
- パブリックコメント(市民等による意見提案制度)期間を原則14日から30日に延長させました。
- 榊原智子著「『孤独な育児』のない社会へ:未来を拓く保育」(岩波新書)に、本市の「育休退園」問題が掲載され、中村とおるの取り組みが紹介されました。
※ 4期目までの活動報告は、以下よりご覧いただけます。
4期目:2015年〜2019年
3期目:2011年〜2015年
2期目:2007年〜2011年
1期目:2003年〜2007年