第二一般廃棄物最終処分場の選定過程について

6月定例会初日、改選後いち早く委員会を開催した市民環境常任委員長から「(仮称)第二一般廃棄物最終処分場」の選定過程についての報告がありました。

以下、その報告の内容です。

・必要面積5haの根拠、ごみ発生量及び処理量の見込み、資源化率の近況について
(担当部より) 平成9年度の一般廃棄物処理基本計画改定の際に、ごみ予測量25万立米、5haと決めた。市内から出る一般廃棄物の総ごみ量はほとんど横ばい状況、資源化の割合は約4分の1と年々再利用率が上がっている。
・資源化率が上がれば最終処分場に持ち込む量は減るのか。容器包装リサイクル法以外のプラスチックについてリサイクルをしているなどの自治体を把握しているか。
(担当部より) 廃プラスチックを焼却できるのであれば、当然埋め立て量も減ってくると予想される。プラスチックを熱エネルギー以外にリサイクルしている自治体は把握していない。
・サーマルリサイクルにおいて、焼却=リサイクルだという定義があるのか。廃プラスチックを焼却した場合と埋め立てた場合のコストの違いは。
(担当部より) 国の改正基本方針を見ると、発生抑制や再利用促進をしても残ったものは直接埋め立てを行わず、熱回収を行うことが適当となっており、部内で検討している。廃プラスチックを焼却すると、総体的に約2億数千万円の費用が削減できると考えている。
・最終処分場に持ち込む量が今後減っていく可能性があるということは、もっと小さな施設、あるいは、より長く使える施設となるのではないか。
(担当部より) 今後、一番新しい数値を使って実施するので、5ha、25万立米にはならないかもしれない。しかし、安定的な廃棄物の最終処分を考えると、ある程度の規模を確保し、長く使える処分場をという考え方もある。
・「(仮称)第二一般廃棄物最終処分場」に関する庁内連絡会議ついて
(担当部より) 財務部、市民経済部、まちづくり計画部、道路公園部、下水道部、農業委員会事務局、教育委員会等で構成されており、6月7日に第1回目の会議を予定している。地元の意向等も踏まえ、今年度中に候補地を選定したいと考えている。
・跡地利用や選定条件について
(担当部より) 跡地利用とは、山間であれば公園、平地であれば運動広場等をつくれるといった可能性のこと。平地型の施設利用となると、埋設物のある地盤に建物をつくることは難しくなり、どうしても総合グランドや屋外展示会場のような形になるのではないか。
これまで6か所を最終的に絞り、その中の1か所を断念したが、残りの5か所は検討委員会の経緯を踏まえているので、候補地として残っている。その5か所に跡地利用の条件と合う新たな候補地を4か所ぐらい加え、庁内で検討する。

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異臭騒ぎ!?

10日午後6時半頃、牛舎からと思われる強烈な臭気が発生(今までで一番強烈?)。ご近所の方からご連絡をいただいたこともあり、現地へ行ってきました。

すると、そこには消防車。

消防車とは入れ違いになってしまったため、その場で職員の方々に話を聞くことはできなかったのですが、翌日市役所で話を聞いてみると……
・ このケースで通報があり、消防本部が出動したのは初めて。
・ 市役所環境クリーン部にも電話があり、環境総務課が電話対応。
・ 翌日の午前中、環境対策課の職員が現地へ行き、指導。
・ 原因はしばらく行っていなかった堆肥小屋の排泄物の切り返し(堆肥をつくるため、排泄物に空気を入れる)作業を行ったため。
・ 今回は東所沢駅、ヤオコー付近からも電話があった。
・ 今までの苦情件数はダイオキシン騒動並み。
・ 牛の頭数は最高時600頭近くいたが、現在は改善指導もあって400頭以下。
とのことでした。

以前も書かせていただきましたが、再度、対応をお願いしました。

悠長なことは言ってられませんが、行政でも新たな対応(決まったらご報告します)を検討していますし、近隣にお住まいの方々による署名活動も始まっているようです。

私もこの問題については、引き続き、注視、検討していきたいと考えています。

牛舎の臭い

今年の春ぐらいから松郷にある牛舎から発生する悪臭について「何とかならないのか」というご相談をよく受けます。

今までも何度か行政に対応をお願いしているのですが、先日も環境対策課、農政課の職員の方々と、この問題について協議してきました。

【中村とおる】
以前から同じ場所で生業として酪農を営んでいる方に「牛を飼うのをやめなさい」とはなかなか言えないが、もはや「ご近所トラブル」の域の話ではなく公害となっている。悪臭を止めるために署名活動などを行ってもよいと考えている住民も多数いるような状態だ。構造的な問題があれば、解決されない限り悪臭の発生が続くことになる。恒常的に悪臭が続けば、東所沢付近のまちのイメージや地価にも影響が出てくる可能性もあるのではないか。

【行政側】
牛舎を掃除するときにひどい悪臭が発生。苦情件数は3月末ぐらいから約90件。苦情があった際には、その都度、電話、現地に赴くなど対応しており、環境対策課、農政課、県家畜保健衛生所などと協議し、計画的な清掃の励行、飼育頭数を減らすなど、経営改善の提案・指導を行っている。以前のようにこまめに清掃を行っていれば、ここまでひどい悪臭は発生しない。7月4日に悪臭防止法に基づく臭気測定を行い、ノルマル酪酸のみ基準値を僅かに超えるが、数値的には低かったので、改善計画の作成を指導。今後は期限をきって対処するなど、さらに強力な指導をしていきたい。

※ なお、6月定例会で荒川議員がこの問題について一般質問を行っていますので、会議録から該当部分を掲載します。

【荒川議員】
続いて、生活環境の問題で、牛舎の悪臭対策です。

日本共産党が実施した市民アンケートの回答などから、市内松郷の東川沿いに所在する牛舎の悪臭で大変困っているとの情報が寄せられました。

4月の初めごろからにおいが気になりだし、日を追うごとに、昼夜に関係なくにおいも強烈となり、生活に支障をきたしているとし、晴れた日でも戸をあけられないし、雨の日はにおいがとどまっていて、戸を閉めていても家の中ににおいが入ってくると、その窮状を訴え、行政にその早急な対策を求めています。

調査を進めていくうちに、その背景がみえてきました。昨年11月に、農家の中心的な担い手が脳梗塞で入院する。そして、同じ時期に「家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律」が完全施行となり、家畜排せつ物を地下に浸透させない施設で管理することが義務づけられました。これまで牛ふんを引き取っていた農家は、畑に野積みできなくなったことから、引き取りをちゅうちょすることになり、その結果、牛舎にふん尿が堆積し、腐敗臭を発生することになったようです。

畜産農家を取り巻く環境が厳しくなっていることは理解できますが、時代に合わせた畜産業経営を追求していくことも、みずからに課せられた課題であります。同時に、基幹産業としての畜産業を維持発展させるのは国策であるべきであり、行政の支援も欠かせないことです。

今議会にも提出されたチップ堆肥に関する請願の委員会審議でも紹介された、清瀬市でチップと牛ふんを混合して肥料として販売しているある畜産では、仄聞の域は出ませんが、牛ふんが不足して、チップが山と積まれているようです。牛ふん排出に困っている方と、その不足に困っている方の仲介の労をとることも当面の手だてとなるのではないでしょうか。抜本的には、畜産農家自身の今後の方針を確立させることが大事なことではないかと考えます。

質問は、まず、1点目、行政指導の経過と抜本的打開策は何か。

2点目、畜産農家の努力を促すことと併せて、行政による牛ふん需要ルートのあっせん策について。

2点について担当部長の所見を求めます。

【市民経済部長】
まず、牛舎の悪臭対策についてでございますが、第1点目の、行政指導の経過と抜本的打開策は何かとのことでございますが、この牛舎からの悪臭の苦情をいただきましたのは本年4月からでございまして、農政課では、環境対策課や埼玉県の関係指導機関とともに対応を協議しながら、本年4月から6月16日までに都合25回以上現地に出向きまして、畜産農業者に対しまして、牛舎の清掃の励行や構造の改善、堆肥置き場の牛ふん堆肥の野菜農家への提供などの取り組みや経営内容の見直しを含め、悪臭の発生防止に努めるよう指導してきたところでございます。また、抜本的打開策ということでございますが、議員の御質問の中にありましたように、畜産農家自身によります牛舎の定期的な清掃の励行などの適正管理と、野菜農家との牛ふん堆肥の循環利用システムの確立にあると考えております。
続きまして、第2点目の、畜産農家の努力と行政による牛ふん需要ルートのあっせん策についてでございますが、市といたしましては、県と連携いたしまして、市内の野菜農家で過去に牛ふん堆肥を利用していた農業者を戸別に訪問いたしまして、利用の促進を図るとともに、新たな需要の確保も行っているところでございます。今後も、牛ふん堆肥が滞ることがないように、継続して需要の確保を進めていくことが悪臭の発生防止につながるものではないかと考えているところでございます。いずれにいたしましても、牛舎の所有者自身が野菜農家との牛ふん堆肥循環システムを確立し、周辺住民の方に迷惑をかけることがないよう適正管理をしていただくことが大切でございますので、引き続き、県や市の関係部署とも連携をいたしまして、強力に指導してまいりたいと考えているところでございます。

【荒川議員】
それから、牛舎の悪臭については、指導もされているということですが、昨日、近隣の方からまたファクスがありまして、何か大分撤去しているようだと。ただ、トラックに目いっぱい牛ふんを詰めてやっているものですから、あちこち散らばってね、カーブなんかするとみんな落っこちちゃうというんですよ。だから、パッカー車だとか、あるいは、もっと少なくやってシートかぶせるとかしてくれと。そういう切実な要望が届いていますので、これについては、ぜひそのような指導、援助をお願いしたいと思います。答弁は結構です。

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