明日から始まる所沢市議会議員一般選挙に際し、市政に対する基本的な考え方をまとめてみました。お読みいただけたらと思います。
1.新しい自治を目指して
初当選後、最初の定例会で自治体の憲法ともいわれる自治基本条例の制定について市の姿勢を質しました。2011年3月、同条例は制定され、関連する「市民参加を進めるための条例」も制定されました。●地方分権は地域分権へと発展させていくことが大切です。「地域のことを地域で決める」仕組みを構築。具体的には、市のもつ予算や権限を地域に委譲し、それぞれの地域がもつ特色を生かしたまちづくりを推進します。
2.「きれいなまち」をつくろう
子どもの頃から邪魔に思っていた捨て看板。どうにかならないものかと初めて自ら策定したのが「捨て看板防止条例」でした。これがきっかけとなり、住民の手で違法看板を撤去できる仕組みがつくられました。●子どもやお年寄りが気軽に過ごせる公園が足りていません。ワンランク上の住環境を目指し、公園整備を促進します。
3.守りたい身近な自然
私たちの周りには雑木林や小川など心和む小さな自然がいっぱいです。緑地の公有地化や固定資産税の優遇措置の拡充など、身近な自然を守り育てる取り組みを推進します。●緑地の多くは畑です。農業の担い手が抱える「悩み」に真摯に耳を傾け、都市としてバランスのとれた街づくりを目指します。
4.子育てと仕事の両立
子育てと仕事は二者択一ではなく、両立が当たり前にならなければなりません。保育・学校施設の充実や子育てに関する積極的な情報提供など、ハード・ソフト両面からの支援をさらに充実させます。●学童クラブの大規模化・狭隘化をできるだけ速やかに解消するとともに、開所時間を延長し、放課後の子ども達の安心・安全を守ります。
5.満足度を高める行政改革
「いかに満足度の高いサービスを提供できるのか」。この視点が行革の基本です。これまでも再三にわたり計画の成果や評価に市民満足度を採り入れるよう提言し、実現させてきました。「道路をつくること」に意味があるのではありません。道路をつくることによって「移動時間がどのくらい短縮されたのか」が重要です。今後もこの視点を維持しつつ、満足度を高めるための「組織改革」や「意識改革」に取り組みます。●社会の複雑化にともない、人々の悩みも多様化しています。この状況に対応するため、市役所がもつ市民相談機能のさらなる周知・拡充を行います。
6.市民とともに考え、行動する市議会に
2009年2月、議員提案により成立した議会基本条例は市議会を大きく変えました(※)。現在も行なっている「どうなったか」をお知らせする議会報告会の充実はもちろん、審議が予定されている議案を事前公開して意見募集を行うなど、「どうするのか」を市民とともに考え、行動する市議会にします。
※ 議会基本条例の施行にともなって、一般質問に一問一答方式を導入、市民と議員が自由に情報・ 意見を交換する議会報告会を開催するなど、所沢市議会は2012年の全国市区議会改革度ランキング (日本経済新聞社調べ)で全国6位に。
7.一貫して「無所属」
当選させていただいた4回の選挙をすべて無所属で戦いました。どこかの政党に所属したこともありませんし、議員活動において政党に所属する必要性を感じたこともありません。
選挙では、例えば、「大きな組織の支援を得られない」「のぼり旗に自分の名前を書くことができない」など、圧倒的に不利ですが、無所属だからこそ、市民本位・政策本位で自由に発言でき、判断することができます。
今後も選挙で当選するためだけに政党に所属することはありません。
色々いおっしゃっていてご立派だと思いますが、清流苑のあたりを夜1番遅く街宣車を走らせるのはいかがなものかと思います。おかげさまで5ヶ月児の安眠は奪われました。市民全体の幸福からみたら瑣末なことだと理解していますので、どうぞ選挙活動に精を出してください
ご迷惑をおかけしました。気をつけて活動してまいります。