放課後児童クラブの狭隘化・大規模化が深刻です。本年度の待機児童数188は県内ワースト3[表1]、71人以上の大規模児童クラブ数14はワースト1[表2]。市内全48児童クラブの対定員入所率の平均は138.5%、200%を超えるクラブも9ヶ所存在します[表3]。
平成27年の子ども子育て支援法施行にともない、所沢市においても、国基準に従った児童クラブの適正規模(40人以下)と児童1人当たりの専用区画面積(1.65㎡:約1畳)が条例により定められました。しかし、これらを満たすことのできない状態が続いています。
市は「様々な方策により定員拡充に努める(こども未来部長答弁)」としていますが、まだまだ先が見えません。「保育園は所沢でお世話になったが、児童クラブの状況をみて、引っ越した」というお話を伺ったこともあります。
中村とおるは、定期的にこの問題をとりあげ、校舎を含む既存施設の有効活用や児童館に併設する児童クラブ(生活クラブ)の定員増、夏休み等長期休業中の一時預かりの実施、民設民営児童クラブの新設等、様々な提案を行ってきました。
なぜ余裕教室の有効活用が進まないのか理解に苦しみますが、今後も児童クラブ充実のため、引き続き積極的に発言してまいります。
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