2005年02月01日

さいたま市教育特区「潤いの時間」を視察

関東若手市議会議員の会(※)の研修会で、さいたま市の教育特区「潤いの時間」を視察してきました。

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新たに設けられる「潤いの時間」は「人間関係プログラム」と「英会話」の2つの大きな柱から成ります。「人間関係プログラム」では、年18時間、小学校3年生から中学校3年生の全児童生徒に対し、人間関係を構築する際に必要な技術、具体的には、相手に対して「NO」というためのトレーニングや、聞き上手になるために必要なトレーニングを様々な事例に基づき実施。「英会話」の時間では、小学校5年生から中学校3年生までの生徒に対し、英語でコミュニケーションを図るための技術習得を目標に、年17時間から35時間、全て英語で展開される授業を行うとのことです。

「潤いの時間」を設置する理由としては、少子化、核家族化、都市化等の影響による人間関係の希薄化の進行、そして、これらがもたらすコミュニケーション能力欠如の現状、子どもたちが活躍する20年後の国際社会への対応等を挙げていました。

教育問題を語る際、よく、家庭・学校の役割分担を前提に「そもそも論」で話が展開することがあります。「そもそも、○○は家庭でやるべきもので、学校で教えるべきものではない」というようなものです。

今回も「人間関係プログラム」について、このような質疑応答がありました。これに対して、さいたま市教委の方は「もちろん、理想的な見地から『そもそも論』で考えることは重要だ。しかし、今学校にいる児童生徒たちが将来困っては何もならない。家庭の役割、学校の役割を考えるだけではなく、実際、子どもたちに何が必要なのか、何ができるのか考え実行していくことも同じように大切だ」と力強くおっしゃっていました。

私も、現在の学校教育が現状追従・追認しがちであり、家庭に対し「少しおせっかい過ぎるのでは?」と思うことがよくあります。しかし、今の子どもたちが、将来困るようでは何もなりません。実際に現場を預かっている教育委員会の方々からすれば、当然の発言であり、そもそも論ではなく、こうした視点からも、現在の教育をあらためて見直さなければならないと感じました。

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(写真は研修会に参加した所沢の3人。左から水村議員、中村、安田義広議員)

※ 35歳までに当選した市議で構成される超党派の全国組織「全国若手市議の会」の関東ブロック。中村とおるも所属しています。

投稿者 中村とおる : 2005年02月01日 23:38
コメント

先生、地元に限らず、日本全国の自治体に目を向けて、いろいろな提案と改革で「所沢」を日本一の街にして下さい。

Posted by: 咲いたまんぞう : 2005年02月21日 12:24
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