
大森彌『分権改革と地方議会(新版)』(ぎょうせい、2002年)
議会活性化議員有志の会のテキストとして輪読した本です。
全体で191ページと大変薄い本ですが、自治・分権が進みつつあるなかにあって、期待されている地方議会と議員の役割を極めて平易に解説しています。
序文のなかで筆者が「議会と議員をめぐる現状と改善・改革課題についてほぼ全面的に検討している」というように、地方議会における問題点のほとんどは本書のなかに収められているといっても過言ではないでしょう。
学者の書いた本のなかには「理屈はわかるけど、現実的ではないなあ」と思える本も時折見受けられるのですが、本書は、地方自治の理論や精神だけでなく、議会や議員の現実からのアプローチが書かれており、今後の議会運営においてとても参考になる一冊です。
ちなみに、私は有志の会で「第8章 議会事務局体制をいかに充実・強化するか」を担当しました。
発表時の簡単なレジュメです。
「議会事務局体制をいかに充実・強化するか」(PDF)